2021年度に企業協賛していた「こどものまちミニカワサキ」の2021年の活動が終了し、報告書が届きました。

弊社スタッフの内原が市民活動として2018年の創設以来主導しています。子どもたちだけの「まち」をつくるこのプロジェクト。経験をデザインするインフィールドデザインの視点から、この活動を応援するため、2021年度、役務協賛として弊社照屋がプロジェクト現場の支援してきました。
このほど、コロナ禍の中、子ども達がこのプロジェクトを通してどんな経験をしたのかを丁寧にまとめた報告書が完成しました。

このプロジェクトを通して気づかされるのは、「大人の在り方」です。

ミニカワサキには「大人口出し禁止」のルールがあります。大人は、それまでの経験から知らないうちに偏った見方をしがちです。例えば子どもに対して、失敗ではなく成功体験をさせてあげたい…と「子どものため」といいながら口出しをしてしまう、手を出してしまう。教えてあげようとしてしまう。「大人口出し禁止」を掲げるだけで、子ども達のクリエイティビティは格段にあがっていくのです。ミニカワサキでの「大人口出し禁止」のルールは、私達大人の目線や態度といった「大人の在り方」に気づきを与えてくれます。
同じようなことを、弊社がご一緒するプロジェクトで感じてくださった方も多いのではないでしょうか?偏った見方をしていることに気づく、正に没入体験でした。

「こどものまちミニカワサキ2021」報告書は、ミニカワサキ実行委員会からお分けすることができるとのことです。報告書を希望される方、ミニカワサキの活動に関心をお持ちの方は、弊社スタッフ内原までお問い合わせください。