ユーザーを理解し、共感する
全てのイノベーションは、人間の五感を駆使したユーザー観察から始まります。
現代の厳しいマーケットにあって、プロダクト、ブランド、サービスなどの開発・改善プロジェクトの確たる指針となり、プロダクトアウトに陥るリスクを軽減し、ひいてはプロセス全体の投資効率を高める重要な情報、それがユーザーの観察で得られる「イノベーションの兆し」です。
私たちは、Human-Centered Design(人間本位のデザインプロセス)の思想に基づき、エスノグラフィックリサーチの多様な手法を駆使して、ユーザーの言葉にならない願いや思いに迫ります。
「経験」に形を与え、解りやすく伝える
イノベーションの兆しは、ほんの小さな出来事に宿っています。
私たちは日常生活の丹念な観察によって得られた知見から、人々が潜在的に求めている「経験」を定義し、それを提供するにふさわしい製品やサービス、空間を目に見えるかたちでデザインしていきます。
またその過程では、知見やコンセプトがクライアントの組織内でより幅広く共有されるよう、プロジェクト成果の視覚化を大切にしています。私たちが視覚化の集大成として制作するプロジェクトブックは、多くのクライアントから高い評価をいただいています。
クライアントと共に発見する
多くの情報が瞬時に世界を駆け巡る現代だからこそ、同じ時間を共有する価値は計り知れません。
私たちはプロジェクトを「クライアントと共に新たな価値を発見する場」ととらえ、プロセスの各所にクライアントの積極的な参画をお願いしています。
私たちとのプロジェクトはクライアントにとって、単なる「外部からの報告・提案」ではなく、クライアント自身が考え、発見し、その結果に対して強い確信とオーナーシップを持っていただけるものとなります。