この秋、同大学・美術学部デザイン専攻の2、3年生向けプログラムで、当社 岡林が非常勤講師として経験デザインの道案内に励んでいます。
テーマは「『XPANDコード』を活用したサービス提案(UI・UX 実装を含む」。

指導主担当の森真弓准教授が事業を支援してきたXPAND株式会社の独自技術 XPANDコード(2次元バーコードの一種、横長スリット形状を特長とし、空間とスマートフォンをリンク)を用いて、18人の学生たちが、発想から実装まで5週間で取り組みます。

指導のポイントは、最後に出来上がるものだけでなく、デザインの「過程」を大切にすること。「誰がどんな場所でどんな体験をするか?」―― 経験デザインの基本にあるこの問いを、学生たちにじっくり考えさせます。

手を動かし、アイディアを形にするのが得意な美大生たち。そんな学生たちに、そのアイディアが現実の暮らしにもたらす経験の価値をはっきりと意識させるには、学生それぞれの思考・行動に合わせた指導が欠かせません。「丁寧に言葉を尽くして伝える実践」は日頃のプロジェクトでも常に求められることであり、岡林にとって自分の仕事ぶりを振り返る学びの機会にもなっています。

取り組みにご興味のある方は、ぜひ岡林までお問い合わせください。