弊社で例年支援している「こどものまちミニカワサキ」が開催されました。
「こどものまち」とは、子ども達だけで「こどものためのまち」を企画運営する、ミュンヘン(ドイツ)発祥のプロジェクトです。弊社内原が創設以来主導しており、7年目を迎えました。
10月12日~14日、川崎市内の公園で開催された「こどものまちミニカワサキ」には、3日間でのべ1,000名もの来場者があり、子どもだけの「まち」を展開しました。
ゲーム屋さんや、手作りアクセサリー屋さんといったお店から、飲食店、映画館、ラジオ放送局などもありました。年々「まち」でできることがグレードアップしています。
弊社がこのプロジェクトに注目しているのは、普段の暮らしの中であたりまえになっている「まち」というものの見方、「こども」という存在との対峙の仕方を見直す「きっかけ」があるからです。
このプロジェクトは、初年度から「おとな立ち入り禁止」「おとな口出し禁止」という一貫したグランドルールのもとで開催されてきました。
私たちが普段何気なく暮らしている「おとなのまち」では、大人が主導し、子ども達は守られる存在であり、消費をするだけの存在になりがちです。「こどものまち」には大人がいないため、こども自身が主権者となり、生産者となり、提供者となる必要があります。「ジョブセンター」で仕事を探し、働き、お金を稼ぎ、稼いだお金を使い、まちを活性化させていきます。関わり方が変わると、ものの見方が変わり、ふるまいも変わります。大人に周到に用意された仕組みの中ではなかなか見られない光景が広がります。
来年度以降も、活動を継続して見守っていきます。
この活動に関心をお持ちの方は、子どものまちミニカワサキホームページ、または弊社スタッフ内原までお声がけください。
<これまでの関わり>
2023年
「ボランティアドキュメンタリープロジェクト」を行い、大学生や若手社会人など、初めて地域ボランティア経験をする若者たちが、「こどものまち」に関わることでなにを経験し、なにを掴んでいくのか?を経験デザインの手法を交えて探索しました。
https://infieldesign.co.jp/2466.html
2022年
企業協賛として支援
https://infieldesign.co.jp/1996.html
2021年
役務協賛として支援
https://infieldesign.co.jp/1934.html